昨日は、以前からとっても楽しみにしていた、ワーキングマザーの友人達との飲み会でした。
育休中に出会い、いわゆる「ママ友」というよりも、ワーキングマザーという同じ境遇の「仲間」として、子育てのことも、復職後の不安も共有してきた友人達。
育休が明け、全員が職場復帰したタイミングで、ある友人の声掛けから集まりました。
(声を掛けてくれた友人、ファインプレー!笑)
18時にスタートした女子会は、なんと、22時の閉店までノンストップでしゃべりっぱなし(笑)
「女子はしゃべるの好きだよね」、と言われるとそうかもしれませんが、復職してからの生活、現状、困っていることなど、それぞれが自己開示し共有、相談し合いました。
・毎日何時に起きてるの?
・朝から夜ご飯の用意もしてる?
・子どもが朝ごはん食べないときは?着替えないときはどうしてる?
・家事は全部自分がやってる?パートナーと分担してる?
・この家事が嫌いなんだけど、どんな仕組みにしてる?
・子どもが病気になったときはどうしてる?
・復職してどんなことがしんどかった?
・今の仕事、どう?
・仕事のどんなところが好き?どんなところが嫌い?
・職場に対する引け目、感謝、もろもろ
・子どもに対する想い、教育
・今後の展望
などなど
働いているからなのか、それぞれの性格からなのかはわかりませんが、全員が女性性と男性性の両方を持ち合わせていて(笑)、「共感」だけで終わらないのが心地よい。
一人が悩みを打ち明けると、「我が家はこうしてるよ!」とアドバイスをしたり、「それってこんな考え方もあるよね」と異なる角度からコメントしたり。
職場環境も違い、苦手な家事も違い、パートナーの性格も違い(笑)、正解も不正解もないけれど、それぞれがやってる工夫を共有することで新たな発見に繋がり、前向きな気持ちになれる。
そんな会でした。
この女子会を終えて、私が声を大にして伝えたいのは、
「ワーキングマザーは、毎日本当によく頑張っている!!」ってこと。
毎日5時半に起きて、朝ごはんを作り、7時半に子どもを預け、8時前に出勤。
一日働いて、18時に子どもを迎えに行き、洗濯物を入れ、夕飯を作り、子どもと一緒に夕飯を済ませ、お風呂に入って、洗濯物をたたみ、夕飯の片付けをして…21時に布団に入るまでノンストップ。
上記は女子会に参加していたある友人の一日なのですが、その友人が言っていた、
「洗濯物をたたんでる時間が唯一の休憩時間。その間だけ座れるから。」
という言葉には、光景が容易に想像されて、目頭が熱くなってしまいました^^;
全国のお母さんは、頑張りすぎなくらい、本当によく頑張っていると思うんです。
子どもと一緒に布団に入ると寝落ちしちゃう、の言葉にも、復職後生活リズムに慣れるまではとにかく体力的にしんどかった、の言葉にも共感しまくり。
「みんなめちゃくちゃ頑張ってるやん!!」と、4時間の女子会で何度言ったかわかりません。(酔っていたのもありますが^^;)
「諒子ちゃんはいつも元気だよね」と言われるけど、それは部分休業を取得させてもらっているからで、友人達のようにフルタイムで働いていたら、私は魂が抜けていたのではないかと思います。
そのくらいハードな環境の中働き続けている友人達を心から尊敬するとともに、「しんどすぎて、仕事辞めたいって何度も思った」というリアルな言葉には、正直、そう思っても仕方ない環境だなぁと思いました。
(仕事内容に不満があるわけではなく、体力以上の負担がかかっていることが「しんどい」のです^^;)
もちろん全員が全員ではありませんが、これだけ女性の社会進出が進む中、家事や育児の負担が今もなお母親の肩にのしかかっていることや、育児短時間勤務制度を事実上取得できない職場環境は、全体としての生産性を考えると、望ましいことではありません。
女性の権利だけを主張するわけではありませんし、家庭環境は一様ではないので一概には言えませんが、ワーキングマザーの当事者になった今、社会問題の一つとして女性の働き方について考えを巡らせることは、これから先の公務員人生の中できっと肥やしになると想い、こうして記録させていただきます。
職場でできること。
個人としてできること。
課題を感じる者が、一つ一つ、問題提起し行動を起こしていくしかないのでしょうか。
お読みいただきありがとうございました。
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