兵庫県朝来市・馬袋 真紀さんにお誘いいただき、あさご未来会議に参加しました。
朝来市は、令和4年4月から第3次朝来市総合計画をスタート。
その担当者である馬袋さんは、朝来市が目指すまちの姿や、目指す市民一人一人の姿を可視化・言語化すべく、令和2年度よりあさご未来会議や市民アンケート調査等の取り組みを実施し、地域住民の皆様のご意見を収集、新総合計画の策定に反映されました。
序盤には、新総合計画の説明の中で【幸福度が高い人は、「自身の成長」と「人や社会とのつながり」が高い】という朝来市民の幸福度調査の結果が数値によって示され、ウェルビーイングな地域づくりの重要性を感じました。
またグループ対話では、私は「誰もが住み慣れた地域で自分らしく暮らす地域社会づくり」のテーマに参加し、朝来市各地域の自治協議会の方々のご意見を拝聴させていただきました。
驚くべきは、約2万9千人という人口規模であるにもかかわらず、約60名の地域住民の皆様が参加されていたこと。
私が同席させていただいた70代の地域団体役員の皆様をはじめ、10代の高校生や外国籍の方、さらには赤ちゃんを連れた女性の方まで自主的に参加されており、初年度には多い時で300名の参加者があったそうです。
ファシリテーターとして、九州大学大学院客員准教授・加留部 貴行さんが招かれ、加留部さんの丁寧な司会進行のもと、最後には「話し足りない」という意見が出るほど対話が盛り上がりました。
会場には、朝来市総合計画審議会の会長を務められた草郷 孝好さん(関西大学社会学部教授)がプライベートで参加されており、地域住民の皆様と関係者の方々の熱意によって新総合計画が策定されたことを肌で感じました。
会議後は、与布土地区の喜古里でランチ。
自治協議会や小規模多機能自治についてもお伺いすることができ、大変勉強となった一日でした。
馬袋さん、お誘いいただきありがとうございました。
また、馬袋さんとの出会いのきっかけを作ってくださった、山形市・後藤 好邦さんに改めて感謝申し上げます。後藤さん、ありがとうございました。
■あさご未来会議資料
■ ウェルビーイングを重視する地域づくりとは?(上記資料より抜粋)
市民が主体的に目指す社会の在り方を描き、 未来ビジョンを設定し、市民自らが行動していくこと。
■朝来市総合計画審議会・草郷孝好会長 御著書
ウェルビーイングな社会をつくる──循環型共生社会をめざす実践
■あさご未来会議市民参画アドバイザー・加留部貴行教授 御著書
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